人間関係の構築と選別

 

 

 

 

私は先日、10年来の大親友と絶縁した。

まさか、自分でもこんなことに

なるとは正直思ってもいなかった。

 

 

 

人間は100人いれば100通りの価値観や考え方がある。

 


もちろん、似たような人は沢山いるけれど

物事の全てにおいて価値観が同じ人は

なかなかいないと思う。

 


人生を生きていくには必ずしも

「人間関係の構築」というミッションを

こなし続ければならない。

 

 

 

そしてもうひとつのミッション、

「人間関係の選別」をしなければならない時がある。

 


自分が成長すればするほど、

自分の人生には不要になってくる人間関係が必ず出てくる。

 

 

 

私は「人間関係の選別」の対象になる人は

 


「価値観の違い」ではなく

「価値観の違いをすり合わせる概念がない人」

だと思っている。

 

 

 

価値観の似た者同士は

そりゃもちろん、一緒にいて楽だろうし

お互いを理解し合える関係を構築するのには

そんなに難しいことじゃないと思う。

 

 

 

じゃあ価値観が違う人はどうか。

 


そこには、私とは違う環境で育ち

違う世界で生きてきた

私とは違う考えや視点が沢山ある。

 


学ぶものももちろんあるだろうし、

なにか新しい気付きや

自分を見直すきっかけになることもある。

 


一概に「価値観の違い」が

人間関係の構築に繋がらないかといったら

そうではないと思う。

 

 

 

ただし、それは相手に

「価値観の違いをすり合わせる」という概念が

ある人に限る。

 

 

 

要は、

・価値観の違いを否定しない

・相手の価値観に寄り添う

・理解できなくても尊重しようとする

 


という考えが備わっているかどうか。

 


そして、お互いがお互いに

理解しようとする姿勢を持つこと。

 

 

 

その概念がない人は正直

どれだけ価値観が似ていても

お互いの奥深くまで理解することは不可能。

 

 

 

そういう人はまず、価値観が衝突した時に

相手の価値観の否定から入るわけで。

 


何を言っても、どれだけ話し合いをしても

一生平行線のまま交わることは決してないわけで。

 


そういう人が「人間関係の選別」の対象になるのかなと。

 


自分が上へ上へと成長していくには、

置いてこなければならない相手やタイミングが出てくるのは仕方の無いこと。

 


理解し合えない人はどこまでいっても

理解し合えない。

自分が悪いとか相手が悪いとかじゃなくて。

 


それはもう人間なので、仕方の無いこと。

 


大事なのは「見極めて選別する」ということ。

 


それは家族や友達、仕事相手、恋人

どんな人間関係にも言えることかなと。

 


「価値観が同じ人」ももちろん大切だけど、

 

私は

「価値観のすり合わせが出来る人」を

大切にしようと思った。

 


そして、

「価値観をすり合わせる」という概念を

忘れずにずっと持っていたいと思う。

 

 

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